エア縄跳びは、縄跳びの無い状態や、縄跳びの出来るくらいの天井のないスペースでやるものです。
なので、リーズナブルでライトな使用法となります。これを、ボディトレーニングに使うには、必要な知識が必要です。実際のリアル縄跳びにはかないませんが、その手軽さのゆえに、使用法を守れば、トレーニングの効果はあります。
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エア縄跳びとは？
エア縄跳びの説明の前に、リアル縄跳びの原理を説明します。空中に回転する縄跳びは重量をもちます。その遠心力のゆえに、腕の筋肉は、胸筋・背筋にかけて、連動し、上半身の運動筋肉を育てます。
エア縄跳びには、これが欠けています。そのリアル縄跳びでの足を躓かせない運動に於いて、脳はすごく回転してますので、その分、脳の糖代謝量も多いわけです。
なので、エア縄跳びは、脳のエナジーとしての糖を消費しません。そして、上半身の筋力を半減させます。
ただし、ライトバージョンとしての訓練では有効です。
エア縄跳びの効果
エア縄跳びは、腰から下にかけての筋肉の訓練に最適です。
つまり、天井が低い状態、部屋のスペースの問題、プライベートな問題を総括して、クリアしてくれるのです。
足首から、足にかけて、ジャンプを繰り返すので、その関節の強化や、一日のはじめの、太もも・ふくらはぎの訓練に有効です。
リアル縄跳び程には、かないませんが、下半身を鍛え、呼吸が乱れるくらいに連続運動をするのなら、消費カロリー数は少ないですが、ウォーミングアップぐらいにはなります。
その他の効果としては、足腰が強まる点にあります。腰から下は大きく跳ねるので、股関節のみならず、腰の腰椎に至るまで、関節がしっかりします。
ある意味、腰痛対策としても有効です。
足のくるぶしもしっかりするので、軽いジョギングの前段階のトレーニングとしても最適でしょう。
また、つま先への力の張り方から、地面を蹴る力を復帰させることが出来ます。
呼吸法も、有酸素運動として、深く吸い込む作動を、何回も繰り返せば、横隔膜・腹筋を強める事が可能です。
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エア縄跳びのメリット
エア縄跳びのメリットは場所を選ばない事です。普通都市部で、外で縄跳びをするのには、気が引ける面があります。
そして、家屋内のスペース的な問題や、家具への危険性の点から、縄跳びの屋内でするのには、抵抗があります。
縄跳びの術を活かした、ウォーミングアップ・ビフォアトレーニングとしては、下半身を鍛えるのに、ちょうどよいと言えます。
エア縄跳びのときに、腕を張った状態で、イメージトレーニングでもよいので、ロープが回っている状態を意識すると、よりリアルさに近づきます。要するに、リアル縄跳びの前段階のトレーニングがエア縄跳びになります。
腕の筋肉は、ロープの重量がかからないのと、遠心力の無さで、それほど、負荷はかかりませんが、多少筋肉を硬直させて、脇と胸をしめる感じにすると、上半身の緊張状態は保たれます。エア縄跳びの連続性で消費カロリーをカバーするとよいです。
そして、エア縄跳びは、リアル縄跳びより精神的に楽というメリットもあります。
よって、出来ないという不快感から脱することができるので、初心者にはお薦めです。
そして、回数の指定を自分で組めます。リアル縄跳びは足が引っかかれば連続運動の停止ですが、エア縄跳びは自分の呼吸や、心臓の拍動の状態とも併せられるので、なにか身体に不具合のある状態では、よいトレーニング方法となります。
エア縄跳びのやり方
エア縄跳びのやり方は、まず、直角に肘を曲げます。
そして、腕に重量でも乗っかっているように、脇をしめた状態で、筋肉をしめます。
胸にも力を込めて、ちょうど、肋骨から胸の中央にかけてしぼむような上半身を作ります。これにより、高速で縄跳びがリアルに回転しているイメージを持ち込みます。このまま飛び跳ねると、上半身を硬直した状態であるので、反動で上半身の筋肉も育つようになります。
そして、腰から下をリラックスさせます。腰から上の状態は、ちょうど規律訓練のときのように、背筋を後ろにそるような感じでピンと張ります。
頭蓋骨の頂点までまっすぐ重力からの直線が抜けるようにしておきます。
そして、ひざのクッション力を自由にし、くるぶし以下の足元の鍛錬に集中します。
飛び跳ねるときは、ちょうどつま先ぐらいの気持ちで、親指の付け根あたりに一番力と重心が落ちるように、そして、くるぶし・膝へ持ち上げ、跳ね上がります。
膝を曲げすぎないように気を付けてください。そして、脚の筋肉のバネを利用します。
まとめ
エア縄跳びについて、少しく説明を詳しく書きました。エア縄跳びはリーズナブルです。そして、現金の必要がありません。家庭内でも、振動のしない床であれば、あんしんして運動作業ができます。
ただし、かかとから落ちたり、反動をつけるのはタブーです。骨を痛めないように気を付けてください。
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