バドミントンのフットワークは下半身の瞬発力、スタミナが強化に重要な要素を持っています。
フットワークの能力が上がれば、あなた自身のバトミントンの幅が大きく広がることになります。
今回は縄跳びのトレーニングを駆使して、フットワークを強化する方法をご紹介します。
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縄跳びでバドミントン強化
縄跳びでフットワークを強化するためには、連続運動→短時間のインターバル→連続運動という流れが望ましいです。実際プレー中は連続して
フットワークした後にサーブするまでの間、相手にサーブが移るまでの間がわずかにあります。
その間インターバルという形で作ればより試合に近い形でのトレーニングが可能です。
またバドミントンのプレー中はほとんど足の踵をつくことがないと思います。
誰でも縄跳びをする際には、どん!どん!と踵をつかず、つま先で着地してジャンプしますよね。この縄跳びで着地する連続運動はフットワークに近いものがあり、有効なトレーニングであると言えます。そのため縄跳びの大技にトライするというよりは前跳び(ベーシックバウンス)、かけあし跳び(スピード)を中心にトレーニングすることになります。
インターバルは実際の試合を意識して10秒程度を意識すると良いでしょう。
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実際の練習メニューは?
あくまでもこれは一例です。自分自身のスタミナやバトミントンの熟練度によって異なりますので回数はトライする際に自身で調整してみることが望ましいです。
メニューの一例
前跳び30回→インターバル10秒→前跳び30回→インターバル10秒→前跳び30回→
インターバル10秒→前跳び30回→インターバル10秒
↓
1分休憩(コートチェンジと見立てる)
↓
前跳び30回→インターバル10秒→前跳び30回→インターバル10秒→前跳び30回→
インターバル10秒→前跳び30回→インターバル10秒
↓
5分休憩
↓
かけあし跳び30回→インターバル10秒→かけあし跳び30回→インターバル10秒→かけあし跳び30回→インターバル10秒→かけあし跳び30回→インターバル10秒
↓
1分休憩
↓
かけあし跳び30回→インターバル10秒→かけあし跳び30回→インターバル10秒→かけあし跳び30回→インターバル10秒→かけあし跳び30回→インターバル10秒
↓
1分休憩
↓
かけあし跳び30回→インターバル10秒→かけあし跳び30回→インターバル10秒→かけあし跳び30回→インターバル10秒→かけあし跳び30回→インターバル10秒
↓
終了
ややハードかもしれませんが、これを目安にトライしてみましょう。
先ほども書きましたが、個人のスタミナによってもメニューは変わります。
自分自身で回数等を設定する場合ポイントになるのが「今の自分には少し無理なのではないか」というレベルの目標を設定することです。普通にできてしまうレベルの回数、メニューを設定したところで、レベルアップの見込みはありません。
実際試合中はスタミナ的に苦しい場面も多々あると思うので、試合に勝つためにはそれを乗り切る力が必要です。
練習のための練習では意味がないので、試合のための練習を意識して取り組みましょう。自分がちょっと無理だと思う回数を目標としてそれをクリアし、どんどん回数を増やしていくことで、スタミナ・フットワークに必要な筋力の強化につながっていきます。もちろんこういったフィジカル面の強化だけなく、苦しいことを継続することは実際のプレーにおいて、苦しい場面でもミスなく乗り切るためのメンタル面の強化にも繋がります。
また前跳びやかけあし跳びばかりでは、この練習自体に飽きてしまう可能性もあるので、後ろ跳び(バックワードジャンプ)や二重跳び(ダブルアンダー)などの技を組み合わせても練習が面白くなると思います。ただ、縄跳びが上手くなるための練習を目的としているわけではないので、三重跳び等の大技にトライするのはあまり意味がありません。回数を多く飛ぶことの出来る技を選んでメニューに取り入れましょう。
また、こういった練習は体育館やコートでやるというよりは、コートが使えない時や空いている時間のトレーニングの一環としてやることが望ましいです。例えば部活動でバドミントンをしている方であれば、コートを使える時間には限りがあると思います。家に帰ってからの時間も有効に活用した方が、上達に繋がりますので、家に帰って自宅の近くの公園等で縄跳びトレーニングに取り組みましょう。コートがつかえる時間は同じフットワークでも、コート内でしか出来ないフットワーク練習に取り組むのが良いと思います。
まとめ
縄跳びを使ったフットワークトレーニングの紹介、如何でしたか。
必ずしもこのやり方が正解とまでは言いませんが、トレーニングの一例としてぜひ参考にして頂ければと思います。
トレーニングはこの方法に限らずそうですが、ある程度の期間継続をしないと意味がありません。1回やったからと言って満足して終わるのではなく、週に何回は必ずやる、毎日やる等の明確な目標を立ててトレーニングにトライしてみてくださいね。フットワークを強化してもっともっとあなたのバドミントンのレベルを上げていきましょう!
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