縄跳びは小学校などで小学生たちが練習しているなどのニュースなどもあって、とても身近な運動ですよね。
大会なども開かれていて、スポーツとしても注目されています。
そんな縄跳びですがその歴史についてはあまりよく知らないということも多いのではないでしょうか。
とても身近な運動なのでいろいろ知りたいですよね。
そこで、縄跳びの発祥の地やその歴史などについてご紹介してみたいと思います。
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縄跳びの発祥の地とは?
縄跳びとは?
自分で縄を回したり、他の人が回す縄をジャンプしたりしておこなう運動です。
縄跳びは跳び縄と呼ばれたり、英語ではロープスキッピングやジャンプロープと呼ばれることもあります。
世界的にもよくエクササイズなどで行われているのを見ることがあったりしますが、このような縄跳びはそもそもどこでどのようにして誕生したのでしょうか。
縄跳びの発祥の地についてははっきりとしているというわけではないようですが、子どもの遊びとして、手に縄をもってジャンプして遊ぶということなら場所を問わず、世界でもいろんなところでよく見られてきたのではないでしょうか。
そのため、縄跳びの遊びなどについてはかなり前からあったといえるのではないでしょうか。
ただ、その記録が残っているかどうかというのは地域差もあり、例えば、ダブルダッチという縄跳びは古い歴史をもつといわれていて、古代の地中海の国であったフェニキアやエジプトや中国という地で縄を作ってきたメーカーが麻の縄を作る際に、2本の縄を跳びながら縒るという作業が行われたなどの話があって、それがダブルダッチの発祥と考えられているのです。
そして、今のダブルダッチについては、以前、オランダ人がニューアムステルダムにもち帰ってからアメリカに伝えたという記録があって、それが始まりだとされているのです。そして、ダブルダッチという名前は英語で、その由来としては、イギリス人が子どもが2本縄を跳ぶのをみて名づけたという記録があるといわれています。
縄跳びの発祥の地というのははっきりしていないと考えられているのですが、日本でも子どもが遊ぶ時に両手に縄をもって地面を払うようにして跳んだ高末とよばれている名前が残されていて、かなり古くから縄跳びは遊びとして行われてきたといわれているのです。
発祥の歴史とは?
縄跳びの発祥の歴史となると、歴史的に献として残っているものが頼りといえますが、大昔でも縄ではなくても木のツルなどを使って子どもたちが自由に遊んでいたりしたということはあるといえ、室町時代に歌われた子どもの歌の中でも縄跳びをしていたことがわかるようなフレーズがあるといわれているのです。
ただ、日本での発祥の起源となると、1790年代のドイツのグーツ・ムーツという教育家の体育教師さんが教育という点から出版した青少年の体育に関する本の中に縄跳びについて紹介されており、体育の項目として縄跳びが紹介されたのが最初とされているということなのです。
明治時代には富国強兵策が採られており、西洋の文化を取り入れる動きが活発でした。その流れの中で入ってきたのが縄跳びで、教育活動をして体や心を鍛えるなどの目的で取り入れられていたということなのです。
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日本にはいつ、どんな風に伝わった?
日本に伝わったのは、明治時代で、富国強兵を目指していた日本がドイツからの教育活動を取り入れた時に伝わったと考えられているのです。
体鍛という体育の時間の運動で、1870年代に明治政府が設置した現在の筑波大学の体操伝習所で、教育体育の先進国といわれていたドイツから先生を招いたという流れの中で手具などを用いて行う体操の中で縄跳びが伝わったということなのです。
遊びというのではなく、教育として体系化されていたのが日本の縄跳びの流れということといえます。
そして、作家である樋口一葉はたけくらべの中で、冒頭のあたりに育英舎の春季運動会で、信如と美登利が跳んだというストーリーが書かれており、なわとびの起源は世界的には18世紀末ごろで、日本では19世紀末ごろといわれているのです。
今あるようなスポーツや運動として縄跳びが行われるようになったのはドイツから伝わったことがきっかけといわれています。そして、遊びとして縄跳びが行われていたのは室町時代暗いからだと考えられているのです。
このように、昔から縄跳びはあるといえますが、その体系化された歴史という点では比較的新しい種目であるといえます。
まとめ
縄跳びが伝わったという明示的な記載は細菌といえます。
当時、体育先進国であったドイツから入ってきたと言うことが記録として残っています。
そして、子どもの遊びとして取り入れられていたということが残っているのが童謡の歌詞の中といえ、室町時代くらいには子どもたちは遊びの中で縄跳びを取り入れながら遊んでいたということが伝わっていたといえます。
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